そらとぶくうどう。

ベリリウムの電脳スペース。空飛ぶ空洞のブログです。

就活二年生終了~履修登録ミスをどう説明するか2~

無限ポジティブ人間である僕が就活二年生として活動を始めたのは今年の3月からです。

3月までは前回の就職活動の反省から必死に「学生時代に力を入れたこと」を作っていました。ほんとに頑張っていたのでほんとに忙しく、スタートはそれが終ってからになってしまいました。

しかし無限ポジティブ人間でかつ就活二年生である僕にはもう一年目の経験が上積みされているのでもう余裕だろうとか考えていました。「学生時代に力を入れたこと」もあったし、まぁ適当にやっていても7月までには決まるだろうとか、甘く考えていました。(結果的にはあたっていたことになりますが…)

 

内定ブルーの反省から無限ポジティブ就活二年生として僕が目指したことは二つ。

1) SEはできるだけ避けて営業になる。

2) 一年目受けなかった大手も受けて、自分でつぶれないと思える会社に入る。

 

そしてこんな風に就活が進んで行きました。

3月:頑張って作った「学生時代頑張ったこと」を使って大手中心に15社程度ESを出す。

→半分以上通って喜ぶ。(ちなみに僕の一年目のESは一枚しか通りませんでした。)

4月:選考に進む。ほぼほぼ一次で落とされる。一社最終まで残るもそこも落ちる。

→ここでやっと去年とは面接のやり方も変える必要があることに気づく。(思考停止馬鹿の本領を見事に発揮しました!)

5月:大学の就活相談などに相談し、面接練習を行う。選考は4月と同様ほぼ一次で落ちたが一社最終まで進む。

→ここの最終で、

「在学年数が一年多いけど、何してたの?」

とついに聞かれました。

 

 

最初の最終面接で聞かれなかったため、「聞かれないものなのかな?」と勝手に思いこんでいた僕はこの質問に対しての回答を用意しておらず、とっさに

「えー履修ミスをしまして、卒業できませんでした。」と正直に答えてしまいました。

すると面接官から

「そうなんだ。時間はいっぱいあったと思うけど、なにか留年してからの期間でどこか成長したことはある?」と聞かれ、

無限思考停止野郎である僕はこの質問に対しての回答も用意しておらず、これまたとっさに

「えーと………営業になりたいと思うようになりました………」と何も成長してない感じで答えてしまいました。

 

 

落とされました。

 

 

 

ここで僕にとってやっと就活二年生の壁が露わになりました。面接の数は少ないながら僕の経験から言わせると就活二年生や就活浪人の壁とは以下の2点にまとめられると思います。

 

1) 留学や正当な理由による休学でなければ、年次が一年多いことは経歴のヨゴレであること。

2) この経歴のヨゴレをできるだけきれいに説明すること。

 

よく「浪人とか一個上だし年齢的には一緒だし大丈夫でしょ」と言われますが、これはまったくその通りだと思いますし、企業も年齢自体はそんなに気にしていないかと。

しかし同じ一年分で「何をしていた人なのか」が浪人ならば大学受験と一言で言えるほど明確です。それに対し留年はそこが曖昧です。そのため企業からすれば納得のいく説明をしてほしいところなのでしょう。

そして実際、「履修ミス」をやらかして留年する輩もいる。企業の懸念はもっともだといえます。

 

4月はESや一次で留年について聞いてくることは少なく、書類選考も改善すれば昨年よりも通ります。しかし選考が進むにつれてこのことは必ず聞かれます。

また6月に入り大手の選考が終盤に差し掛かってくると、選考を早く進めるためにも選考の基準にする企業も多い。(留年の事実に触れたあと「もうお前には興味ねぇよ」オーラが出ることはしばしばありました。)

 

とはいえ選考の基準にしない企業もあります。

そしてこうした企業では「何故留年して、留年のあいだ何をしてどう成長したか」がに納得のいく説明が必要です。最終まで進めば優秀な学生がそろっているためなおのこと、ヨゴレた経歴の分だけ成長してないと、ヨゴレのないきれいな他の学生を採用したくなるものみたいです。

 

僕の場合は留学もしていないうえ、単位が出る出ない以前の「履修登録のミス」で留年しているため、これをどう説明するかが壁として立ちふさがりました。

 

 (3につづく)